ランドセルの素材の種類 クラリーノ 牛革 コードバン

ランドセルの素材の種類って何があるの?

 

ランドセルの素材もいくつあるみたいだけど、どんなのがあるのか?
大きく分けて クラリーノ エアヌール 牛革 コードバン と4つに分けられます。

クラリーノ

現在、一番ポピュラーとも言えるのがクラリーノ。ほとんどのランドセルがこのクラリーノを採用しています。

「クラリーノ」とは、1964(昭和39)年にクラレが開発した天然皮革の構造と性能を、化学の力で再現した人工皮革。軽く、丈夫でしなやかであり、水に強いという特長から、ランドセル、他 様々な分野で用途を拡大されました。現在では”人工皮革の代名詞”と呼ばれるまでになりました。

②エアヌール

ランドセルのために東レグループにより開発された新素材です。特徴としては耐久性に優れている。 軽くて、しなやか、お手入れが簡単、美しい外観 型くずれしにくい。

牛革

以前のランドセル、現在のお父さんお母さんの時代はこの牛革ランドセルが多かったのではないでしょうか?質感や手触り感など高級感があります。しかし、弱点はやはり水に弱いというところです。現在は防水加工はあるものの多少の手入れが必要になります。また、クラリーノに比べると重量がやや重くなるのもデメリットになります。価格は相対的に高いですが、ピンキリありますので、以前ほど値段が高いというイメージはありません。

コードバン

コードバン(cordovan)は、農耕用馬の臀部から採れる皮革。主に革靴や鞄、財布などに使用され1頭から採れるコードバンの量はごくわずかであり、ヨーロッパ地方で食肉用としてごく少数生産されている農耕馬からのみ副産物として採ることができるが、代用馬での生産もされている。農耕馬自体は年々生産量が低下しており、入手困難な素材になると言われ続けている。その希少性と質の高さにより動物皮革の中では特に高級品である。

コードバンを使用した製品として有名なランドセルも、現在ではそのほとんどがコードバンに似せた牛革か、合成皮革である。表示には牛革、馬革、豚革など表示もあり、一部のみコードバンを使ったものなど「コードバン」と記載基準らしきものがないので、ほとんどの説明にはそれぞれの仕様が記載されているので、気になる方は詳しく見てみましょう。値段はほとんどのものが高価なものばかりで最高級品はほとんど、「コードバン」使用である。

質感は
整然と並んだキメの細かな繊維がむき出しとなった状態であるため、非常になめらかでしっとりとした質感が特徴である。

品質・耐久性は
2層構造で出来ている一般的な革とくらべ、コードバンは単層構造のため、「浮き」の現象が起きない。その一方繊維が縦に並んでおり吟面を削り取っている為に引っ張り強度は低く、なめしにもよるが部位が悪ければ負荷の方向によっては簡単に裂ける。

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