ランドセルの形の特徴
そもそもランドセルの形の種類ってどれくらいあるの?
学習院型
一番多い形で普通のランドセルというイメージでしょうか。
明治10年に開校した学習院は、明治18年に徒歩通学を義務化され、それまで軍事用に使用されていたランドセルを通学用のかばんとして使用していました。しかし、その当時はまだやわらかいリュックサック風のもので、現代に普及している形は明治20年に内閣総理大臣だった伊藤博文が特注で作らせ大正天皇の学習院入学に献上したのが今のランドセルの形となっています。
キューブ型
新しい技術によって、側面の端を内側に織り込む構造で特徴はフラットな状態になる為、引っかかりがない。従来は学習院型は側面と背当ての部分を一緒に縫い込む構造なのだが、今の学習院型はこのキューブ型なのでキューブ型と学習院型ではほぼ区別がない。
縦型
最近横型が発売されるようになったため、学習院型を縦型と呼ぶ場合もある。
学習院型・キューブ型・縦型はほぼ同じで区別があまりないと考えていいです。
半かぶせ型
近年人気のランドセルの形で半分かぶせて止める形からその名がつく。ほとんど、留め金はロック式、最近は工夫されており、留め、外しが簡単にできるようになっている。デザインがおしゃれだが、難点は背面が半かぶせと留め金な為、丈夫さにかける。とはいえ、通常に使う分には何も問題もないが、やんちゃな男の子でランドセルを投げたり、ほっぽり出したりするような元気な男の子なら学習院型がお薦め。このランドセルはほとんど女の子向け用発売で比率が高くなっている。
横型
学習院型が横になってさらに半かぶせの形と言っていいでしょう。特徴は、横に広いため、横長の大きな形の荷物が入る。荷物の広さ感覚はどちらかというと鞄に近い。デザインが重視で男の子、女の子比率は半かぶせ型に比べると差が少ない。